抗菌効果が高く、風邪をひきにくくなると評判の蜂蜜「マヌカハニー」。マヌカハニーの効果と普通の蜂蜜との違いとは。
目次
マヌカハニー 効果
普通の蜂蜜とマヌカハニーの決定的な違いはMGO(メチルグリオキサ-ル)の含有量です。
ハチミツの抗菌効果は過酸化水素の作用として説明されてきましたが、近年MGOの発見により抗菌効果の差はこの含有量が大きな要因であったことが解明されています。
一般的に知られる効果としては、整腸作用、口内ケア、コレステロール値の低減。殺菌・抗菌に優れているので風邪の予防や早期改善を実感している人も多いですよ。ガン予防や糖尿病改善といった効果も期待されていますが、今のところ学術的な評価には至っていないようです。
マヌカハニーが注目される理由はこのMGOの含有量が圧倒的に多いからなんですね。
マヌカハニーの危険性
安全性や効果ばかりが強調されるマヌカハニーですが、その危険性や効果なしとする意見もあります。これらについて、しっかりと調査してまとめました。
マヌカハニーの危険性
安全性や効果ばかりが強調されるマヌカハニーですが、危険性があります。考えられるのはこの3つ。
- 発がん性のウワサ
- 糖質の過剰摂取
- 副作用
- 偽物の流通
これらについて、しっかりと調査してまとめてみました。
マヌカハニーに発がん性はあるのか
コレについては全く根拠がありません。ウワサの根拠を辿って行くと、どうやらマヌカハニーの殺菌効果成分である「メチルグリオキサール」 に対する研究論文の内容が誤認のうえに背びれ尾びれがついて
研究内容とは異なったウワサとなった広まったようです。
その研究論文はこちら
「糖尿病合併症の進展予測物質を同定」
―血中メチルグリオキサールは5年後の糖尿病性血管障害進展を予測する-
(東北大学大学院医学系研究科小川晋准教授らのグループ)
内容は糖尿病性血管障害患者は一般の人に比べて血中メチルグリオキサールの濃度が高かったというもの。コレに背びれ尾びれがついてメチルグリオキサールを成分としたマヌカハニーに発ガン性がある。なんて伝言ゲームよりヒドイ変化をして広まったと考えられます。
そもそも、この論文は結果としての報告であり、血中メチルグリオキサールの濃度が糖尿病性血管障害を引き起こしているような内容ではありません。メチルグリオキサールは糖質を分解することで体内でも作られる物質。たしかに原因である可能性も否定できませんが、逆も十分考えられるわけです。
例えば、
感染症に掛かった人の血中に白血球が増えた。白血球は感染症の原因ではなくて、ウィルスを退治するために体が反応して増やしているもの。
これについて、HP:「東北大学・糖尿病合併症とメチルグリオキサール|TCN 」にて下記の記載があります。
東北大学の発表としてマヌカ ハニーに含有されるメチルグリオキサールに発がん性があるとの記載について小川晋准教授は【そのようた発表は全くしたことがなく事実無根である】とのことでした。
(出典:東北大学・糖尿病合併症とメチルグリオキサール|TCN)
ウワサって怖いですね。
マヌカハニーは糖質の過剰摂取を引き起こすか
マヌカハニーと糖尿病などとの関係についての心配ですが、結局摂るか摂らないかはアナタ次第。いくら殺菌効果があり健康に良いとされるマヌカハニーでも大量摂取すれば、糖質の過剰摂取になります。
ですが、
普段から糖質量をコントロールしているなら、マヌカハニーを適量摂取するのはなんら問題ありません。
マヌカハニーの適量とは、1日ティースプーンに3~4杯とされています。この程度で摂る糖質はたかが知れています。糖質摂取量としては砂糖などをマヌカハニーに変えるのが良いのですが、マヌカハニーの摂り方としてはオススメしませんね。
理想的な摂取方法はティースプーンにのって口に含み、溶けて無くなるまで口内でゆっくり舐める。こうすることで、口内な喉にマヌカハニーの成分が行き渡り、高い効果が期待できます。これぐらいなら、普段の食事に足しても何ら気にする必要はないでしょう。
マヌカハニーが糖質の過剰摂取を引き起こすとの不安はこんな実験の結果が結果のみ広まってしまったからなのかも知れません。マウスをつかった実験です。
マヌカハニーをマウスの体重と同じくらいの量を食べさせたところ脂質やコレステロール値が異常値を示した。
というもの。
むちゃです。そりゃ、脂質やコレステロール値に異常がでない方がおかしい。マウスは活動量は多いのですが
食物摂取量はマウスの体重100gにつき、1日約15g。水の摂取量は、同様に100gにつき、1日約15m
(出典:ハツカネズミ属 – Wikipedia)
実験に用いられたマウスがかわいそうです。。
情報を切り取って広めるのはとっても危険ですね。
マヌカハニーの副作用は?
マヌカハニーは天然成分のハチミツで、薬では無いので副作用はありません。
しかし、1歳未満の子供には与えないようにしてくださいね。加熱処理をしていないため腸が未熟な赤ちゃんには抗体のない菌が含まれる可能性があるからです。
品質的にはニュージーランド産を選びましょう。マヌカはニュージーランド特有の植物です。生産地がニュージーランド以外ということは考えられませんね。
マヌカハニーの類似品とも呼べないような商品を購入されませんようお気を付けください。
マヌカハニーは偽物が多い
私が最も懸念しているのは、この危険性です。
マヌカハニーはニュージーランドにのみ生息するマヌカの木に咲く和名で「ギョリュウバイ 」と呼ぼれる花からとれるハチミツです。なので、生産量は限られます。生産量はおよそ1600t。
そのはずなのに世界で流通しているマヌカハニーは10000t!!
コレって、純度を落として調整しているのか、まったくの偽物がまぎれているのか。マヌカハニーの追跡調査ではマレーシアで80%、シンガポールで70%が偽物だったという報告もあるようです。当然、日本にも偽物が入ってきていることは間違いありません。
なので、
この問題には信頼できるメーカーのものを信頼できるルートで購入して対策する必要があると感じます。どこが信頼できるのか。難しい問題ですが、私なら日本の会社が生産に関わっているメーカーを選びます。
そういった意味では私がイチオシしているTCNのマヌカハニーは安心ですよ。
→マヌカハニー トップページ
マヌカハニー 商品選びと購入法
マヌカハニーは近くのお店では売っていなかったりします。ネット通販では商品の種類が多くて、どれを買ったらいいか迷ってしまいます。そこで、目安として私のおすすめを紹介します。
マヌカハニー 商品選び
効果を最大限に得ようとするとMGOの含有量が多い方がいいです。マヌカハニーは商品に含まれるMGO量が明確に表現された商品を選ぶようにしましょう。
一般的には100~550mg/kgですが、この倍以上1100mg/kgまで入ったストロングマヌカハニーといった商品もあります。
オススメの商品はこの2点。
MGOの含有量が突出したストロングマヌカハニー。
ホームページを見ると難しい言葉が並んでいますが、誠実さがスゴイ伝わってきます。
最も安心して購入できる一押しの商品です。
MGOについて詳しいことも書かれていますので勉強になりますよ。
TCNのストロングマヌカハニーに対して普及版といった商品を扱っています。
購入しやすい価格帯で、継続者に優しいラインナップが特徴。
マヌカハニーを使ったレシピ紹介もしていますので、
どうやって生活に取り入れようか心配ならホームページをのぞいてみてくださいね。
派生商品としてマヌカハニーを使った飴や歯磨きなんかも扱ってます。
のど飴としていいかも。
どれを買えばいい?
MGOの含有量は多めのものから始めて、継続するなら少しずつ含有量の少ないものに変えていってもいいと思います。
マヌカハニーは少量でも継続する方が効果を期待できますし、コスト的にも合理的ですね。
MGOに変えてUMFの値でランク付けしたマヌカハニーの商品もありますが、これはMGOが発見される以前の評価基準です。誤差が大きく、MGO表記で比較するのがベストですが、UMFの評価も歴史があるので今でも多くの会社で使われています。
UMFの場合は+10レベルがMGO+100と同程度と言われています。UMFの+10がもっとも売れ筋のレベル。
価格も250gで3,000円程度なので買いやすいですよね。
マヌカハニー ネット通販
安心して購入できりイチオシのTCNマヌカハニーはネット購入が基本。店頭では見かけることが出来ません。
→TCN ストロングマヌカハニー
しかも、唯一無二といった感じで購入希望者が殺到し、会っという間に売り切れてしまいます。
ですから、
TCNが売り切れの場合はマヌカヘルス社の商品が安心で購入し易いです。大手百貨店などでの取扱いもありますが、ネット購入が確実です。楽天やAmazonといったネット通販で購入する時はMGOの表記を確認くださいね。
楽天ならコチラ
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Amazonはコチラ
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目安は、特に殺菌力に期待する場合はMGO600以上のものをオススメします。
普段の風邪予防でしたらMGO200~400あたりが推奨ですね。
そういう私は実はMGO100レベル。さほど風邪を引きやすい体質ではありませんから、気になるときに口に含むようにして摂るようにしています。
250gだと毎日摂ると2ヶ月保たないじゃないかな。
カルディのマヌカハニー
店舗が増えているカルディで店頭購入できるマヌカハニーのご紹介です。
最も身近にマヌカハニーを実店舗で購入できるのはカルディ コーヒーファームではないでしょうか。私はネットで注文していますが、実物を見てみないと心配という方もいるでしょうね。
カルディ コーヒーファームなら比較的、取り扱い商品種類が多くて、実店舗ならカルディがおすすめです。ただ、最近ではマヌカハニーも有名になってきて、ちょっと品薄感がありますね。
KALDI(カルディ)は店頭でコーヒーの試飲をしている、輸入食品の販売店。最近、駅の近くでの開店が増えて全国的にもかなりの店舗数になっています。
蜂蜜だけでも、マヌカハニーを始めイロイロな種類を置いていますので、ちょっと目移りしてしまいそう。
カルディで取り扱っているのは、「TMC(ティーエムシー)」と「CONVITA(コンビタ)」「ワトソン&サン」の3種類。季節もので、売り切れたら再入荷を望めないので、実際の店舗では3社が揃っているのは珍しいかも。
特にUMF+10は人気が高く、あっという間に売り切れてしまいます。ちなみに、250gだと1ヶ月~2ヶ月で無くなってしまうので、リピートを決めているなら、まとめ買いが安心ですね。
マヌカハニー のどスプレー
最近では、携帯用のスプレータイプもあります。
飴のように口に残らず、手軽にサッと使えることと、携帯性に優れることから、受付などで働く女性の支持が高そうです。
市販品だとコレ
注意は使用しているマヌカハニーの「MGO」と「100+」の表記です。
100+は抗菌作用のある「メチルグリオキサール(MGO)」の含有量をしめした数値ですので、コレが低いと意味がありません。
また、UMFは全く違う指標ですので混同しないように注意してくださいね。
現在の主流はMGO 100+
MGO 550+が存在するような情報もありますが、具体的な商品は見つかりませんでした。。
なお、マヌカハニーは医薬品ではないので、薬用喉スプレーの代替品としては期待しないようにご注意ください。