結婚相手に求める理想。それは、結婚してから抱く理想とは違っているのかもしれません。
男性に求める理想ばかりが高くなっていくと、恋愛をするハードルも上がる一方。いくら出会いがあっても、これでは恋愛にまで発展させることが難しくなってしまいます。
なぜ、理想だけがどんどん高くなっていってしまうのでしょうか。
そんな理想が高くなってしまう原因として、こんな場合が挙げられます。
自分の彼やパートナーが他の人からどう見られるか。そんなことを気にしていませんか。
「あの子の彼氏はイケメン」とか「あっちの旦那はお金持ち」、「あんな優しい彼」、、、
それって、全部自分の好みでしょうか。 自分の好みでなく、他人の好みに左右されてしまうと、知っているカップルの数だけ相手に求める条件が増えて、理想がどんどん高くなってしまいます。
「友達に負けたくない」という変な感情で、自分の好みとは全く異なる彼を追い求めているなんて、もったいないですよね。友達に負けたくないなら、自分自身で勝負すればいい。パートナーは自分を飾るアクセサリーではないのですから。
他人の評価を気にせず、自分なりの理想をしっかり持っていても、なかなかめぐり会えない場合もあります。
ひょっとして白馬の王子の登場を待っていませんか?
自分なりの理想を持っていても、相手にはそれは伝わりません。待っているだけではきっと白馬の王子は現れないでしょう。
王子らしき人が声をかけてくれても、独自のチェック表で一つでもXがついたら即却下。それでは、いつまで経ってもパートナーにはたどり着けませんよね。
理想に近い人を見かけたら、こちらから声をかけてみる。それが無理なら、声をかけられたときに、とりあえずキープしてみる。キープというと聞こえが悪いですが、一つのXで見限るのではなく、その方の良いところを見出していく期間を持つことも重要だと思うのです。
自分の理想のチェック表も、お付きあいをしていく中で、優先順位や重み付けを変えてみたり、修正しても良いのでは無いでしょうか。
キープの良いところは、もう一つ。お相手を理解することで、互いの理想に近づいていけること。相手に「好かれたい」と思えば、自然と、その方の理想に近付こうとしますよね。別に偽るわけではなく、変わっていけるのだと思います。
ですから、まずは始めること。少なくても私は、共に過ごした時間やお互いの理解は、知り合う前に掲げた自分の理想よりも大切なものになっていることがよくあります。