病気の自覚がなくても動悸やめまい、頭痛、下痢、憂鬱感、だるさがつづくようなら自律神経の調整がうまくいっていないのかも。自律神経を整える方法を紹介しますね。
いいもの発見 >自立神経を整える
交感神経と副交感神経の切り替えにはアセチルコリンという物質が関わっています。加齢や疲労、食生活やストレスでこの物質が不足したり正常に分泌されないと、この調整がうまく行われず体調の不良となって現れます。
まずはホルモンバランスを整える栄養素として、ビタミンとミネラルがあげられます。
ビタミン:野菜、果物、豆・豆製品、ナッツ類、肉類、魚介類、乳製品など
ミネラル:野菜、果物、肉類、魚介類、乳製品、海草、など
野菜や果物って大切ですね。
あとは、体中に酸素を送るのに重要な鉄分とイライラを抑制するカルシウム。
その他には腸の活動を支える整腸作用のある発酵食品がおすすめです。
そして何より大切なのは三度の食事を正しいリズムで摂ることです。規則正しい生活を送ることで内臓のリズムを整えましょう。
食べ物で摂取する栄養素をサプリで摂ることも効果はあるとは思いますが、可能な限り食事で摂る方が内臓機能のリズムにも良く効果的です。
サプリではありませんが「にんにく卵黄」のような健康食品で改善された方もいらっしゃいます。「にんにく卵黄」にはニンニクに含まれるアリシンという物質が体内でエネルギー生産を促進することから、体力不足が引き起こす「だるさ」の改善と、卵黄に含まれるアセチルコリンの材料となる物質によって交感神経と副交感神経の切り替えが正しく行われるようになることが期待されます。
最近見直されている大豆食品にもレシチンというアセチルコリンの材料となる物質が含まれています。
規則正しい食事と十分な睡眠とともに軽い運動も効果的です。激しい運動や勝ち負けを争うスポーツでストレスを貯めてしまうのは逆効果なので注意してください。
ウオーキングやサイクリング、水泳、ジョギングがオススメです。
血流を良くする意味ではマッサージやストレッチもいいでしょう。