こんな言葉かけで子供が素直に仕上げみがきを受け入れてくれた。そんな事例を紹介します。
子供の歯磨きの仕上げみがきで苦労しているお母さんはとっても多いと思います。 「なんとか習慣つけられないだろうか」そんな思いで、毎日かかさずイヤがられても仕上げ磨きを無理やりしてしまう。
かえって歯磨きが大嫌いになってしまうかも。。。
そんな不安も横切ります。 どんな子供にも当てはまる方法では無いかも知れませんが、こんな声掛けで子供が素直に仕上げみがきを受け入れてくれた。そんな事例を紹介します。
当然ですが、仕上げ磨きをするのは、子供が虫歯にならないため。そして、将来も虫歯で苦しまないよう、その習慣を見につけてもらうため。
もちろん、みんな「あなたの為にやるのよ!!」って言っていますよね。でも、それが押し付けになってしまっていませんか。言葉では「あなたのため」と言っても、言い方で子供は「押し付け」や「強要」と感じてしまうものです。
まずは、語気を荒らげず、「あなたが大事」という思いをちゃんと伝えることが大事です。あなたが大事だから、ママは一生懸命になってしまう。このことを伝えて、これまで無理やりやってしまったことを誤っても良いかもしれません。
虫歯になって痛い思いをするのは子供だってイヤです。ただ、それがイメージできていないだけ。
絵本などを使って、具体的なイメージを子供がもてるように説明してあげると、案外素直に言うことを聞いてくれるものです。
ですが、実際に痛みを体験しないと理解できない子も居ます。それでも、虫歯になったら、ママは代わってあげられない。自分が痛い思いをして、怖い治療も受けなければいけないことを話しておくことが大事だと思います。
理由を説明しても、最後が「やりなさい」では結局 押し付けになってしまいます。最後は、「痛い思いをしないように歯磨きする?」「虫歯になっちゃうけど歯磨きしない?」と選択肢のある問いかけをする。
機嫌が悪いときは、「しない!!」と答えてしまいそうなので、子供が安心してお話できるときに優しく聞いてあげることがコツです。
自分が選んだこと、決めたこと という自覚が本人のやる気になり、ママに「仕上げ磨きして」とお願いできるぐらいになることも珍しくありません。
じつは、この声かけって歯磨きのことだけじゃない。いろんなことが「あなたのため」と思いながら押し付けになってしまうのはよくあることです。
「実はママのためにやらされている。」そう思われては何の教育やしつけにもなりません。
何か本当に子供のために伝えたいこと、身につけさせてあげたいことがあれば、
・あなたが大事 ・こうすると「あなたが」こうなる ・どっちがいい
を愛情をもって問いかけてみてください。
誰にでも効く方法では無いのかも知れませんが、少なくても自分は、こう問いかけられたら嬉しいし、言うとおりにしようと思います。
相手は子供であっても、一人の人間として接することで、多くのイヤイヤが改善されたと感じています。