生活習慣や環境の変化から、大人になってもニキビには悩まされます。ニキビにあったスキンケアをまとめてみました。ニキビケアをココで調べたことを更新していきます。
目次
ニキビの治し方
ニキビの治し方の考え方は2通り。
- 出来てしまったニキビを早く治す
- 繰り返しニキビが出来るのを治す
まずは出来てしまったニキビから。
にきびの段階にもよりますが、白ニキビであれば詰まりを押し出して取り除くのが一番。「潰す」とは違います。市販のコメドプッシャーを使って詰った芯を押し出します。コレはクリニックでも行われる方法ですから安心して実践できますね。
しかし、実際には慣れるまでは難しかったりします。当てる角度や力かげんは、何度か試してみないとつかめません。無理にコメドプッシャーを押し当てると肌を傷つけてしますので、何度か試して詰まりを取り出せないものは素直に諦めるようにしてください。
赤ニキビや黄ニキビに発展したものは市販のお薬を塗るしかありませんが、今は即効性の高い市販薬がありますので助かります。そのかわり、刺激が強いので連続使用はNG。用法・容量をまもって、集中ケア。治療薬を予防に塗るようなことは絶対にしないでくださいね。
大人ニキビと思春期ニキビの違い
大人ニキビと思春期ニキビ。この2つは区別して原因と対策が必要となります。違いは?
思春期にホルモンバランスの崩れから皮脂分泌が過剰になって、詰った毛穴にアクネ菌が増殖して大量発生するのが思春期ニキビ。
大人ニキビは、睡眠不足やストレスによって起こる肌のターンオーバーの乱れなどから、肌が乾燥して古い角質がはがれにくくなって、毛穴を詰まらせてしまうのが原因です。
どちらも毛穴が詰まるのがきっかけですが、皮脂がたまりやすい思春期と、ターンオーバーの乱れで詰まりやすい大人との違いですね。
大人ニキビの対策は毛穴を詰まりにくくすること。ターンオーバーの乱れを引き起こす原因となる肌の乾燥を抑えるために、皮脂を落とし過ぎず潤いを保つために十分な保湿を行うことがポイントです。
大人ニキビの治し方
大人ニキビの原因
思春期を過ぎてもニキビができるのは生活習慣とか体質が原因の場合があります。最近、十分な睡眠がとれていますか?
大人ニキビはストレスと睡眠不足が大きな要因です。
これらによって肌のターンオーバーが乱れて古い角質がきれいに剥がれずに角質を厚く硬くしてしまいますよ。そうなると分泌された皮脂が行き場を失い毛穴にたまり、そこにアクネ菌が増殖。はじめは「白ニキビ」と呼ばれる小さな膨らみができるだけで、あまり痛みや痒みといったことは感じませんが、雑菌が入って炎症を起こすと赤く腫れあがったり、膿が溜まって破裂しそうな状態に成長していきます。
また、肌の乾燥を原因とする大人ニキビが出来やすいのが頬や顎周りのUゾーン。乾燥で固くなった角質が剥がれやすくなり、これが毛穴につまってニキビとなることが原因です。もちろん思春期ニキビが頬にできることもありますが、おでこと同様に皮脂分泌が多いので手を触れやすい頬は汚れをつまらせやすいといえるでしょう。ほお杖をつくクセのある人は特に注意が必要ですね。
他には化粧ブラシの汚れなど、チェックするといいかもしれません。丁寧に洗顔しても不潔なブラシやパフでメイクをしていたら、汚れや雑菌を塗っていることになってしまいますよ。
大人ニキビの予防法
できたニキビは治すのが難しいのですが、次々に発生するのを予防する方法はあります。それは
・古い角質を取り除く
・毛穴に詰まった皮脂を落とす
・肌のターンオーバーを整える
この3つに総合的に取り組んでニキビの発生を防止しましょう。
古い角質を取り除く
古い角質を落とすにはピーリングを行うといいですよ。
ピーリングとは「剥ぎ取る」といったような意味で、弱い酸やレーザーをつかって古い角質を取り除く方法です。自宅で行うならフルーツ酸と呼ばれる弱い酸で行うケミカルピーリング。
弱い酸とはいえ、肌を剥ぎ取るわけですから心配ですよね。なので、ニキビケア用品でフルーツ酸(AHA)という成分は入ったものを選ぶといいです。また、ターンオーバーが整ったあとではピーリングを行う必要はありませんので、使用をやめるか、このような成分の入っていないものに切り替えることをおすすめします。
毛穴に詰まった皮脂を落とす
特別な方法は必要ありません。正しい洗顔を身につけることができれば十分ですよ。まずは蒸しタオルをあてて毛穴を開き、洗顔をします。角質が詰まっていなければこれだけで十分。むしろ洗顔後の保湿の方が重要です。
洗顔後は化粧水や保湿クリームで水分補給と乾燥予防をします。洗顔の際に肌をゴシゴシこすらない。毛穴パックを繰り返すなど過剰なケアを行わないのが一番です。
肌のターンオーバーを整える
ターンオーバーの周期は1~2ヶ月。年齢によって差がありますし、個人差もあります。ターンオーバーが遅いと古い角質が残りニキビの原因になるので、定期的なピーリングを行った方がイイですね。
逆に早い人は未熟な肌細胞が表面に現れるのでゴワゴワした感じがあったり乾燥がちになります。この場合は保湿をしっかりするようしましょう。
ターンオーバーはストレスや睡眠不足に大きく影響されますので、まずは質の高い睡眠を取るようにするのが良いですよ。 特に就寝直後の睡眠は肌の成長がもっとも促される時間帯。寝付きが良くなるように就寝前はパソコンやスマートホンなどの刺激の強いものは避けて本を読んだり音楽を聞いてリラックスしておくのがベター。
この3つの他に、群発するニキビは生活の行動や環境が影響している場合があります。髪が肌にふれていたり、化粧道具が汚れていたり。トラブルになりやすい部位は、とにかく触らないのが一番。化粧道具も私は年1回は点検するようにしました。本当はもっと行うべきなんでしょうけど、定期的に決めて行うのはゴールデンウィークと決めています。
大人ニキビのケア
出来たしまったニキビは、とにかく触らないこと。つぶしてしまうと跡が残ったりしてしまいます。こうなると、目立たなくすることは出来ても治すのは難しいのです。
それでも出来てしまったニキビを治すなら、病院へ行くのがもっともオススメ。コメドプッシャーと呼ばれる器具で詰まりを取り除く処置などをしてくれます。
ただし、数が多いと制限されることもあるので医師に確認してみてください。
自分で行う場合は小さな白にきびの段階で行うようにしてくださいね。本当は出来たしまったニキビは、とにかく触らないこと。つぶしてしまうと跡が残ったりしてしまいます。こうなると、目立たなくすることは出来ても治すのは難しいのです。
思春期ニキビの治し方
思春期ニキビの原因
ニキビができやすい場所が頬やあご廻りではなく、おでこや顔の中心、いわゆるTゾーンにできやすいなら、10代でできやすい思春期ニキビと思われます。
思春期ニキビなら原因はホルモンバランスが崩れることで過剰に分泌された皮脂が原因。それを取り除くのがケアの第一歩となります。
思春期のケアは過剰な皮脂を抑える、取り除く。なので、洗顔の回数を増やして皮脂を取り除く。コレがベストで、なにより続けることが重要です。
そして忘れがちなのが、洗顔後の保湿です。思春期でも乾燥は肌の大敵。洗顔を繰り返すとどうしても肌が乾燥してしまうので、洗顔と保湿が一度にできるタイプの洗顔用品を使うと乾燥による肌トラブルと予防できます。
思春期ニキビのケア
思春期ニキビといっても、繰り返しできるもの、跡が残るようなひどい症状なら、皮膚科で治療を受けるのがベストです。
通うのが大変だし、ニキビで、、という気持ちになるのもわかりますが、「尋常性ざ瘡」という、りっぱな病気です。放って置くと、クレーター状の大きな跡が残ってしまいます。
実際にクレーター状の跡はケア用品では治すことが難しい。コレは次の肌を作る真皮までダメージを受けてしまって正常な肌を再生できないからなんです。
化粧品でカバーが出来たとしても、厚塗りとなる化粧品が次の肌トラブルを引き起こす原因にもなってしまいます。
出来てしまったニキビ跡も医療機関でレーザーや注射によって、目立たなくできる場合がありますが、そうなる前に治療してしまうのが最も良い方法であることは間違いありません。
残ってしまったニキビ跡は、のちのち大きなコンプレックスとなり、そのストレスから肌荒れにとどまらず、心身の体調不良につながることも考えられます。
ぜひ若いうちに対処してくださいね。
ニキビの跡
潰してはイケないことは分かってても、早く治る気がして潰してしまいがち。繰り返していると肌の奥の組織が破壊されて再生が出来ずに跡として残っちゃいます。
クレーター状の跡が残ると元に戻すのはナカナカ厄介。早めに皮膚科に相談することをおススメします。医療機関に相談することで、ピーリングなどの処置による改善が期待できますよ。
あごニキビ
あごニキビの原因
あごまわりのニキビは乾燥が原因。いわゆるUゾーンにできるのが乾燥による大人ニキビの特徴です。おでこや鼻筋に比べてあごや頬は皮脂の分泌量が少なく、角質が固くなっています。古くなっても素直に剥がれ落ちずに肌表面にとどまり、毛穴を詰まらせる原因になります。
ほかには頬やあごは手で触れてしまいがち。汚れを詰まらせる要因のひとつですね。また、胃腸やのどを痛めているをあごにニキビが出来やすいとも聞きます。季節の変わり目やエアコンによる喉の乾燥、食べ過ぎや夜更かしなど、のどや胃腸のストレスの原因を取り除くことで症状が改善する場合もありますよ。
あごニキビの治し方
あごのニキビは目立つのでとても気になりますよね。だからと言ってコンシーラーで消し去ろうとするのは悪化を招くのでやってはイケないことの1つです。対策としてはまずは保湿をしっかり行って、まずはニキビを作らない。
出来てしまったニキビは白ニキビの内に詰まりを取り除き抗炎症薬で赤ニキビへの発展を予防。
赤ニキビになってしまったら「テラ・コートリル」のような市販薬で炎症防止と抗菌
出来てしまったニキビは跡となって残る恐れもあるので、なにより予防をしっかり行うのがニキビ対策の基本になります。
背中ニキビ
背中ニキビ 原因
背中ニキビの原因は
- 過剰な皮脂の分泌や乾燥
- 入浴や衣類による刺激
- ホルモンバランスの乱れ
です。
背中ニキビ専用ジェル
ジュエルレイン
背中ニキビ 予防
背中は頭や顔についで皮脂の多い部分なので、ニキビが出来やすいです。皮脂が過剰なのに乾燥というのは不思議に思いますが、特に大人の場合は季節や入浴後のケアなど乾燥が原因となってニキビが出来ることがあります。
入浴による刺激とは硬いナイロンタオルでこすったりすることが皮膚を傷つけ乾燥を招いたり、シャンプーなどのすすぎ残しが毛穴の詰まりの原因になります。私も若いころにナイロンタオルと使っていたから背中ニキビに悩んでいました。皮脂汚れが原因だと思っていたけど、洗いすぎ、こすりすぎだったんですね。大人になってナイロン系での激しいこすり洗いをやめてからでしょうか。今では背中ニキビに悩むことはなくなっています。
他には、衣類は特に寝衣に気をつけてみてください。寝ている間は意外と汗もかきますし、背中と衣類が擦れています。綿類素材で肌触りがよく汗を吸い取ってくれるもの、何よりも清潔に保つことが重要です。
ホルモンバランスは生理前や睡眠不足、ストレスといった事が原因で起こります。背中に限らずあらゆる肌トラブルの原因となりますので、まずは睡眠を十分にとりストレスをためない生活を心がけたいものですね。背中ニキビがいつできやすいのか。生理との関係を把握しておくと予防や対策がとりやすいのではないでしょうか。
背中ニキビ 病気
背中ニキビと似た病気や症状が背中ニキビとして現れる病気がありますので、スキンケアをしても症状が改善されないようなら一度、皮膚科を受診した方が良いかも知れません。特に雑菌による炎症を起こしている場合は跡となって残ることも考えられるので、早めの受診をオススメします。